初めての方へ

受診される方へ

受診の際お持ちいただくもの

健康保険証

初診の際には必ず保険証をお持ちください。また、再診の場合もその月の最初の受診時には保険証が必要です。ご加入になっている健康保険が変わった場合には、新しい保険証をお持ちください。また、保険証に記載された住所などに変更があった場合には、受付の際にお申し出ください。
なお、健康保険証以外の各種医療証・認定証・受給者証などをお持ちの場合は、受付に提出ください。
※健康保険証などはコピー不可となっています。

診察券

再診の方は、毎回必ず診察券をご持参ください。

お薬手帳

当院以外の医療機関で薬を処方されている場合には、お薬手帳をお持ちください。

紹介状、検査結果など

お持ちの場合は、受付にお出しください。

受付にお申し出ください

強い痛み、嘔吐、高熱などがある場合は、受付にお申し出ください。

診察時にお伝えください

妊娠している、または妊娠の可能性がある場合、これまで薬によるアレルギーを起こしたことがある場合は、診察時に必ず医師にお伝えください。

問診票への記入

症状の内容、症状が起こり始めた時期、これまでかかった主な病気についてご記載ください。また、健康診断や検診の結果をお持ちの場合にはご提示ください。

当院では感染予防のため、事前Web問診を導入しております。

下記症状がない方、ご予約が完了されている方は、こちら からご回答のご協力をお願いします。

下記症状がある方は、事前にお電話でお問い合わせくださるようお願いいたします。
TEL:03-6425-6684

①発熱(37.5度以上)がある方
②発熱が無くても次の症状のある方

  • 咳、鼻水、喉の痛みなどいわゆる風邪症状
  • 嘔吐、下痢などの胃腸炎症状
  • 全身倦怠感や呼吸困難(息苦しさ)のある方
  • 海外渡航後および海外渡航後の方との濃厚接触者
  • 味覚障害や嗅覚障害のある方

服装について

ワンピースなどは避け、上下に分かれた服装でいらしてください。また、心電図では足首に検査機器を付けますので、ストッキングやタイツを避けるとスムーズに検査を受けられます。
スウェットやニットなど伸縮性があって襟ぐりが広くゆとりのある上下にソックスというスタイルがお勧めできます。

個人情報について

当院ではスタッフ全員が患者さんのプライバシーを重視しており、細心の注意を払って個人情報を取り扱っています。安心してご来院ください。

診療の流れ

1受付

ご来院されたら受付に健康保険証をお出しください。お持ちの場合は、診察券、保険証、紹介状、お薬手帳などもお出しください。
問診票をお渡ししますのでご記入をお願いします。ご記入にお手伝いが必要な場合や、ご不明な点がありましたらお気軽にお声がけください。

2受診

診察室で医師が問診票をもとに患者さんのお話をうかがい、必要な検査を行って診断します。検査結果などをわかりやすくお伝えした上で治療方針についてご相談します。治療内容や処方などに関するご希望なども丁寧にうかがっていますので、些細なことでも遠慮なくご質問ください。
必要があれば処置を行い、診察は終了です。

3お会計

お会計の準備ができましたらお名前をお呼びしますので、しばらく待合室でお待ちください。
お薬の処方がある場合、お会計時に処方箋をお渡ししています。
お会計が済みましたらご帰宅です。お大事にどうぞ。

循環器内科

循環器内科循環器は、心臓や血管など血液循環に関与する疾患を専門的にみる診療科です。主な対象疾患には、狭心症、心筋梗塞、心不全、動脈硬化症、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などがあります。
循環器疾患が疑われる症状には、胸痛、動悸、息切れなどがあります。

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内科

急性症状(鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱、腹痛、吐き気・嘔吐、下痢など)から、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)、慢性的な頭痛・便秘・貧血、ちょっとした体調不良、健康診断で異常や要精密検査を指摘されたなどまで、幅広い対応を行っています。

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生活習慣病

遺伝的な素因があり、長年の不摂生が積み重なって発症する糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などを専門的に診療しています。放置していると脳卒中や心筋梗塞などの発症につながる可能性がありますが、生活習慣の見直しによって予防や改善が可能です。

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睡眠時無呼吸症候群(SAS:SleepApneaSyndrome)

睡眠時に呼吸が何度も妨げられてしまう疾患で、睡眠時間が十分でも重度の寝不足状態になり、突然抵抗できないほど強い睡魔に襲われるなどの症状を起こし、重大な事故につながる可能性があります。また、肥満や生活習慣病を合併しているケースが多く、深刻な心疾患や脳血管疾患の発症につながりやすいため注意が必要です。

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禁煙外来

喫煙していて禁煙したいとお考えの方のための外来です。健康保険適用で禁煙治療を受ける場合には、一定の条件を満たすと医師が判断する必要があります。

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健康診断

健康状態の評価と病気の早期発見を目的に行われる診察と検査です。毎年受けることで健康保持や生活習慣病などの予防に役立ちます。企業・学校・自治体で行う健康診断、特定健診、各種検診などがあり、内容もそれぞれ異なります。当院では雇入時健診は8,800円(税込み)となり、健康診断で引っかかった際のフォローにも丁寧に対応しております。お気軽にご相談ください。

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予防接種

成人向けのインフルエンザ、肺炎球菌、風疹、麻疹なの予防接種を行っています。

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循環器内科受診の際によくいただくご質問

循環器内科ではどんな病気の診察が受けられますか?

循環器内科ではどんな病気の診察が受けられますか狭心症・心筋梗塞といった虚血性心疾患、心臓弁膜症、心筋症、動脈瘤、不整脈、高血圧、脂質異常症、動脈硬化症などの専門的な診療を行っています。生活習慣病がある方の動脈硬化の評価や治療なども循環器内科で受けられます。

循環器内科を受診した方がいい症状にはどんなものがありますか?

胸痛、息切れ、動悸、むくみ、めまい、背中の痛み、呼吸困難、失神発作などの症状があった場合には、速やかに循環器内科を受診してください。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病がある場合は動脈硬化が進行している可能性がありますので、循環器内科を受診して動脈の状態をしっかり調べることをお勧めします。また、健康診断で異常や要精密検査、メタボリックシンドロームを指摘された場合にも早めの循環器内科受診をお勧めします。

胸痛の具体的なイメージがわかりません、どんな症状ですか?

循環器疾患では狭心症や心筋梗塞の主な症状として胸痛があります。胸痛は、胸が締め付けられるように痛い、強く圧迫されているように感じると表現されることが多くなっています。主に胸の漠然とした範囲の痛みとして感じられますが、人によっては背中の痛み、肩の痛みとして現れることもあります。また、心臓から遠い、のど、あご、奥歯などに痛みを起こすこともあります。狭心症の場合は胸などの痛みが起こっても数分で解消することが多く、それ以上続く場合には心筋梗塞が疑われるため救急受診が必要です。

激しい運動をした時以外に生じる息切れや呼吸困難の症状は心疾患の疑いがありますか?

平地を歩く、階段や坂道を上るなど、日常的な動作で息切れをする場合には受診をお勧めします。息切れや呼吸困難を生じる循環器疾患が進行すると、安静を保っていても息苦しく感じることがあります。肺など呼吸器疾患でも息切れが起こりますが、心疾患による息切れの場合には横になるよりも座る・立つなど上体を起こしていた方が楽なケースがあります。

動悸や不整脈はどのように感じる症状ですか?

動悸は、心臓の拍動がいつもより強く、または早く感じる状態です。不整脈は、脈が飛ぶ、不規則になる、遅い・早いなど脈拍に異常がある状態です。動悸や不整脈がある場合、循環器疾患が疑われます。

循環器疾患の診断にはどんな検査が必要ですか?

血圧測定、血液検査、X線検査といった一般的な検査に加え、心電図検査、心エコー(超音波)検査、頚動脈エコー(超音波)検査などを行います。心電図は、運動負荷の変化を確認する負荷心電図、24時間記録するホルター心電図などもあります。精密検査が必要な場合には、心臓核医学検査や心臓カテーテル検査などが行われることもあります。

心臓カテーテル検査とはどういった検査ですか?

肘・手首・鼠径部などから細いチューブ状のカテーテルを血管に挿入し、心臓まで送り込んで行う検査です。様々な部位の圧力を測定し、造影剤を用いることで冠動脈や心臓の動きを確認することも可能です。心臓や冠動脈の状態を詳細に確認できます。
合併症の可能性がゼロではない検査であり、数日間入院する必要がありますので、適切な治療のために必要があると判断された場合にのみ行います。

虚血性心疾患とはなんですか?

狭心症や心筋梗塞のことです。虚血性心疾患では、心臓を動かすために必要な酸素や栄養を送る冠動脈が狭窄や閉塞を起こして血液が不足する虚血を起こしています。主な原因は生活習慣病を原因とした動脈硬化進行による冠動脈の狭窄や閉塞です。

狭心症と心筋梗塞の症状に違いはありますか?

狭心症では、冠動脈の血流悪化によって心臓が酸素不足になっています。心筋梗塞では、狭窄や閉塞によって冠動脈の血流がほとんど止まってしまい、酸素不足を起こした心筋の一部が壊死します。心筋梗塞を起こした場合には速やかな救急受診が必要です。心筋梗塞の主な症状は、激しい胸痛や背中の痛みがあり、冷や汗や吐き気などが起こることもあります。狭心症の場合は、胸痛があってもほとんどが数分でおさまります。

狭心症や心筋梗塞ではどんな治療を行いますか?

軽度の場合は血管拡張剤、抗血症板剤、降圧剤、利尿剤、強心剤、抗不整脈剤などによる薬物療法で治療が可能になります。進行している場合には狭窄を拡張するバルーンを用いたカテーテル治療や、再度狭窄しないように網状の金属製ステントを挿入するカテーテル治療などが行われます。また、冠動脈にバイパスをつくって血液の通り道を増やす外科手術を行うこともあります。

心筋梗塞や脳卒中は普段の生活習慣に関連がありますか?

心筋梗塞や脳卒中の主な原因は動脈硬化であり、動脈硬化は高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などによって進行するため、心筋梗塞や脳卒中の予防にはこうした疾患の適切な治療が不可欠です。生活習慣病は、遺伝的な素因があって、食事・運動・喫煙・飲酒など長年の不摂生が重なると発症する病気の総称であり、高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)以外にも多くの疾患が含まれます。

生活習慣病を予防するために、どんなことに注意したらいいですか?

適切なカロリーで栄養バランスがとれた食事を1日3食、規則正しくとるようにしてください。週に3回程度、軽く汗ばむ程度の運動を30分程度行い、禁煙や適切な飲酒量を心がけましょう。睡眠や休息をしっかりとることも重要です。また、健康診断は毎年必ず受けて数値の変化を確認し、異常の指摘や急激な変化があった場合にはお気軽にご相談ください。

運動はどんなものが適していますか?

激しい運動は必要なく、1分間の脈拍が120程度になる運動が適しています。運動の前後には必ずストレッチを行って、1回30分程度の運動を週に3回以上、習慣的に行うようにしてください。早足のウォーキング、水泳、サイクリングなどが適しているとされています。

血圧が高くなる原因にはどんなものがありますか?

高血圧になる主な原因には、食塩の過剰摂取、飲酒、肥満、喫煙、カルシウム不足、運動不足、ストレスなどがあります。運動や感情の動き、食事などでも血圧が大きく変化し、日中と夜間でも変動します。ご自宅でこまめに血圧を測って記録して、普段の血圧を把握しておきましょう。

減塩がつらくて続きません。

減塩がつらくて続きません。日本人は食塩の摂取量が多いため、高血圧の場合減塩による血圧低下の効果が得られやすい傾向があります。日本人の平均的な食塩摂取量は1日約13gであり、高血圧の発症や進行の予防には7~8g程度にすることが有効とされています。最初はほとんど味がなくつらいと思いますが、しばらく続けると舌が慣れてきて素材の味をはっきり感じるようになります。酸味、香辛料、ハーブや薬味などを上手に使い、塩味の料理は1食1品だけにするなど、工夫することで食の楽しみを残しながら減塩することができます。
食塩を過剰に摂取すると体内のナトリウムが過多になり、その濃度を薄めるために体内の水分量の増加によって血液量が増え、血管に高い圧力がかかって高血圧になります。血液量が多い状態が続くと腎機能低下を起こして、さらに血圧が上昇しやすくなるという悪循環を生じます。ますは、減塩は続けることが重要です。当院ではできるだけ患者さんのストレスにならない方法をご提案しています。

禁酒する必要はありますか?

病気や進行状態によっては禁酒が必要になる場合もありますが、ほとんどは適量を守ることで問題なく飲酒可能です。一般的な適量の目安は1日ビール500mL(日本酒の場合は1合)ですが、アルコールには発がん性があり、体質などによって適量は患者さんごとに異なります。

肥満も高血圧など生活習慣病発症や進行にかかわりますか?

肥満は高血圧・脂質異常症(高脂血症)、糖尿病の主なリスク要因であり、内臓脂肪型肥満があってこうした疾患を複数持っているメタボリックシンドロームの場合、疾患の状態が軽度でも動脈硬化進行が早くなることがわかっています。肥満している方が体重を1㎏落とすと1~2mmHgの血圧低下を期待できるとされ、減量によって糖や脂質代謝が改善することで心筋梗塞や脳卒中の発症リスクも軽減します。

コレステロールは低ければ問題ありませんか?

コレステロールは細胞やホルモンをつくるために欠かせない物質であり、少なくても問題があります。コレステロールには血液中の過剰な脂質を回収する善玉と、過剰になると血管壁に沈着して動脈硬化を起こす悪玉に分けられます。コレステロールの数値が正常でも、善玉が少ない場合には治療が必要になります。
コレステロールは異常があっても自覚症状を起こすことがないため、健康診断を受けていないと知らない間に動脈硬化が進行してしまいます。女性は更年期から閉経といった時期にコレステロールの数値が大きく変化しやすい傾向があり、それまでは問題がなかった方が脂質異常症を発症することがよくあります。健康診断を毎年必ず受けて数値の変化をしっかり把握しましょう。

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